TVCMをみて(令和3年2月13日)
長谷工のTVCMに元プロボクサーの内藤大助さんが出ておられます。
ボクシングのことも内藤さんのことも良く知らないのですが、おそらく2、3年ぐらい前だったと思います。日経新聞に掲載された内藤さんのコラムを読んで、感銘をうけた記憶があります。その記憶の部分を書きます(他にもいろいろ書いておられたと思いますが思い出せません)。
「いじめを受けたことがきっかけでボクシングを始めました。世界チャンピオンになるまではずっとアルバイト生活で本当に苦しかった。しかし次第に応援してくれる人も増えて、勝てばみんなが喜んでくれる。それがうれしくて喜んでもらいたい一心で世界チャンピオンにまでなれました。最初ボクシングを始めたのは自分のためでしたが、自分のためだけではエネルギーは出ません。」
そういう内容だったと記憶しています。
実力伯仲の者たちが死力を尽くして戦うとき、最後の勝敗を決定するのは「だれかの喜ぶ顔が見たい」という思いの差かも知れない、とそのとき思いました。
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