喫茶「シャポー」と古い友人(令和3年10月4日)
緊急事態宣言が解除されたので、昨日、古い友人と博多座の隣にある喫茶「シャポー」で会いました。喫茶「シャポー」は昭和の風情を残した落ち着いた雰囲気のお店で、コーヒーは美味しいし、気の置けない人とくつろぎたいときにときどき利用しています。
Aさんと会うのは何年かぶりで、色々と心配していたのですが、思いのほか元気だったので安堵しました。
Aさんは私とほぼ同年代の不動産業者ですが、コロナの期間を除いてずっと20年以上、年末に「忘年会」と称して二人で会ってきました。シャポーでも2度ほど「忘年会」をしました。喫茶店ですから、若い娘たちのようにコーヒーとケーキで会話を楽しむだけでしたが、私は、宴会のような集団的な付き合い方はあまり得意ではないので、こういう個人的なお付き合いの方が性に合っているのです。
シャポーに関しては忘れられない思い出があります。
Aさんと知り合った頃の話です。初めてのお客様から電話で物件のお問い合わせがあり、どこかで会うことになりました。お客様は「××で会おう」と言われたのですが、よく聞き取れなかったので「そのお店はどこにありますか」と聞き返したところ、「福岡の人間のくせにシャポーも知らないのか」とお叱りを受けました。
その後、そのお客様とは何度かシャポーでお会いしましたが、お店の良い雰囲気も一助となってなんとか契約にこぎつけることができました。
Aさんとはお店の近くで別れましたが、いつかまたシャポーで会えることを楽しみに帰途につきました。